■富裕層など一部の個人投資家だけが日経平均の大反騰で儲けることができた理由
【富める者はさらに富む分けか?まあ、今回の場合は、余裕のある人に証券会社が営業をかけたことによるわけか…】
○巨大リバウンドに乗れたのは高齢者や富裕層?
株価は景気の半年先を織り込む、なんてよく言われるが、どん底の今年3月からの日経平均の上昇率はすでに4割に上る。これだけ大幅に景気が回復するだけの変化が、半年後に訪れるものなのか。首を傾げたくなるような巨大リバウンドだが、冷静に考えれば、考えた投資家ほど儲け損ねる嫌な相場でもあった。
ただ、そんな相場で復活の狼煙を上げているのが意外にも「個人投資家」だ。語弊があるかもわからないが、個人投資家の中でも、「受身型」の投資家がオイシイ思いをしたようである。
「受身型」というのは、売り買いの判断を他人に委ねがちな、対面型の証券会社の顧客である。どういった属性の投資家が多いかといえば、高齢者や富裕層である。インターネットの扱いが苦手で、リアルタイムの株価情報や板状況なども見ないが、資金力は豊富。きっかけは、大手証券の新人営業マンが飛び込み営業してきて・・・というパターンが多いが、その担当者との電話でのやり取りで株の売買をしているタイプの投資家層である。
こういった投資家の一部が、この上昇相場に上手く乗れたのだという。どういった形で相場に乗ったのか? 彼らは「大型PO」でこの相場をモノにしたのである。
【中略】
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