300年続く伝統

マルセイユ石鹸、サボン・ドゥ・マルセイユとは、下で詳しく説明しますが、300年ほど続くフランスのオリーブオイル石鹸の一般名称であり、固有の商品名ではありません。
現在、このマルセイユ石鹸をつくることができる数少ないメーカーの中でも、特によく知られている会社にマリウス ファーブル社があります。
マリウス ファーブル社は、現在、小分けされたマルセイユ石鹸を世界中で販売しております。とても、評判の良い石鹸なのですが、それとは別に、昔ながらの製法そのままで、昔ながらのままつくられている石鹸があります。
ていねいに1個1個、手作りで、時間をかけて、つくられているこの石鹸は、数も多くつくることができません。おそらく、売り上げのため、利益のためではなく、300年続くマルセイユ石鹸の原点として、文化的・精神的な支柱として、残しておかなければならないと考え、今もつくり続けているのでしょう。
それが、この「サヴォン・ドゥ・マルセイユ ビッグバー」です。
この石鹸は、先ほども申し上げたとおり、大量につくることができませんから、日本に入ってくる数も限られます。
よって日本でも販売できる会社も、限られています。こだわり商品研究所は、その限られた正規販売会社のひとつです。もう10年以上、大切にご紹介をさせていただいています。
昔から、神々の知り得るもっとも美しい場所といわれた南フランスのプロヴァンス地方。
このフランス プロヴァンス地方に石鹸作りが定着したのは十七世紀のことです。
マルセイユ石鹸として一世を風靡することになったのは、太陽王と呼ばれたフランス国王 ルイ十四世のオリーブオイル石鹸に対する強い思い入れがあったからです。
バターも脂肪(動物性脂肪)も含まない、オリーブオイルだけの石鹸が欲しい。
こんな国王の望みは1688年に勅令として、発布されました。
勅令は原料、製造方法、製造期間等、項目ごとに厳しく規制し、 この規制に合致したオリーブオイル石鹸にのみ「マルセイユ石鹸」の呼称を認めました。
規制に違反した場合は製品没収や追放という厳しい処分で臨みました。
(「マルセイユ石鹸」は「王家の石鹸」として、もてはやされることになります。 当時の超ブランド品でした。)
以来「マルセイユ石鹸」は、現代まで実に300余年の歴史を刻むことになります。
マリウス ファーブル社は、 現存、唯一最後といわれるマルセイユ石鹸のメーカーです。
僅かに残る伝統的なマルセイユ石鹸屋さん。その中で<唯一最後のマルセイユ石鹸作りと呼ばれるマリウス ファーブル社はその伝統を守るための大きな責任を負っています。
2.5kg ビッグバーはマリウス ファーブル社が最も大切にする製品です。
初めて、この「マルセイユ石鹸ビッグバー」のページに
来られたお客様に
「サヴォン・ドゥ・マルセイユ ビッグバー」の説明を読んで頂く前に、カンタンにマルセイユ石鹸の予備知識の説明をします。
マルセイユ石鹸、サボン・ドゥ・マルセイユとは、下で詳しく説明しますが、300年ほど続くフランスのオリーブオイル石鹸の一般名称であり、固有の商品名ではありません。
現在、このマルセイユ石鹸をつくることができる数少ないメーカーの中でも、特によく知られている会社にマリウス ファーブル社があります。
マリウス ファーブル社は、現在、小分けされたマルセイユ石鹸を世界中で販売しております。とても、評判の良い石鹸なのですが、それとは別に、昔ながらの製法そのままで、昔ながらのままつくられている石鹸があります。
ていねいに1個1個、手作りで、時間をかけて、つくられているこの石鹸は、数も多くつくることができません。おそらく、売り上げのため、利益のためではなく、300年続くマルセイユ石鹸の原点として、文化的・精神的な支柱として、残しておかなければならないと考え、今もつくり続けているのでしょう。
それが、この「サヴォン・ドゥ・マルセイユ ビッグバー」です。
この石鹸は、先ほども申し上げたとおり、大量につくることができませんから、日本に入ってくる数も限られます。
よって日本でも販売できる会社も、限られています。こだわり商品研究所は、その限られた正規販売会社のひとつです。もう10年以上、大切にご紹介をさせていただいています。
それでは、 「サヴォン・ドゥ・マルセイユ ビッグバー」の説明をご覧ください。
昔から、神々の知り得るもっとも美しい場所といわれた南フランスのプロヴァンス地方。
このフランス プロヴァンス地方に石鹸作りが定着したのは十七世紀のことです。
マルセイユ石鹸として一世を風靡することになったのは、太陽王と呼ばれたフランス国王 ルイ十四世のオリーブオイル石鹸に対する強い思い入れがあったからです。
バターも脂肪(動物性脂肪)も含まない、オリーブオイルだけの石鹸が欲しい。
こんな国王の望みは1688年に勅令として、発布されました。
勅令は原料、製造方法、製造期間等、項目ごとに厳しく規制し、 この規制に合致したオリーブオイル石鹸にのみ「マルセイユ石鹸」の呼称を認めました。
規制に違反した場合は製品没収や追放という厳しい処分で臨みました。
(「マルセイユ石鹸」は「王家の石鹸」として、もてはやされることになります。 当時の超ブランド品でした。)
以来「マルセイユ石鹸」は、現代まで実に300余年の歴史を刻むことになります。
マリウス ファーブル社は、 現存、唯一最後といわれるマルセイユ石鹸のメーカーです。
僅かに残る伝統的なマルセイユ石鹸屋さん。その中で<唯一最後のマルセイユ石鹸作りと呼ばれるマリウス ファーブル社はその伝統を守るための大きな責任を負っています。
2.5kg ビッグバーはマリウス ファーブル社が最も大切にする製品です。
「サヴォン・ドゥ・マルセイユ」の原料は、
オリーブオイルにココナツオイルとパームオイルです。
いずれも自然の素材のみで、一切の人工着色料、人工香料は使用しておりません。
製法は原料となるオリーブオイルなどのオイルとソーダをショードロンと呼ばれる大釜に入れてゆっくりとろ火で煮ます。
原料はやがてペースト状になり、火山のように熱い泡を吹きあげます。
この行程はクッキングと言われ、10日続きます。
大釜で煮ている途中に、代々の社長が石鹸の味見をするそうです。 「本物はまろやかで、口当たりが優しくてうまい」そうです。もちろんこの石鹸は食べモノではありませんが…。
10日間煮詰めてソーダ分や不純物を取除いた上ずみをまだ熱いうちに乾燥槽に流し込みます。
30cm深さの乾燥槽で2〜3日粗乾きさせ、更に2.5kgの大きさに切って刻印し、 木ワクの上に並べて2〜3週間ほど自然乾燥させます。
1本のオリーブオイル石鹸ができるまで4〜5週間はかかります。
このように時間と手間ヒマをかけてつくられた「サヴォン・ドゥ・マルセイユ」は、もちろん無添加、無香料で100%植物性の天然素材ですから、肌を刺激せず、それでいてキチンと汚れを落とします。
洗い上がりはやさしく、つっぱったり、かさついたりしません。
これは、オリーブオイルの成分が人の皮脂によく似た構造をしているからです。
肌に良く馴染み、皮脂を取り過ぎないので乾燥肌の人にもお薦めできます。
顔、身体、これ1本で全身に使用できます。
肌の弱い方、赤ちゃんからお年寄りまで、 男女問わずご利用になれます。
またシルクを洗えるくらいにやさしいオリーブオイル石鹸です。
カット用のワイヤーでお好みの大きさにカットしてお使いください。
最近オリーブオイル石鹸が、何種類も発売されています。
このマルセイユ石鹸は、その原点に近い商品ではないかと思います。(発祥の地という意味ではありません。)
オリーブオイル石鹸は地中海沿岸の、トルコとかシリアとかが発祥の地だそうですが、もちろんそこにもたくさんの素晴らしいオリーブオイル石鹸があります。
何種類もの石鹸を使い比べましたが、わたしはこのオリーブオイル石鹸がいちばん好きです。
好きな理由は、洗い上がり感のよさと匂いです。
洗い上がり感は、いろいろなオリーブオイル石鹸の中で、いちばんていねいな感じがします。
泡の一つ一つが貴重な感じです。
オリーブオイル石鹸は、最初は土臭い匂いがしてむしろ「臭い」と思ったりするものですが、すぐに慣れて、むしろアロマのように、いい匂いに感じるものです。
このマルセイユ石鹸の匂いは、深呼吸したくなります。
自然の安心できる香りです。
歴史を感じながら使うことができます。
風格があるとでも言ったらいいのでしょうか。
値段は高いように感じるかもしれませんが、このビッグバーは、2.5キログラムもあり、一人で使うと1年以上もちます。
一切れ単位ですと、他のオリーブオイル石鹸と比べてもそれほど高い価格ではありません。
また、このオリーブオイル石鹸を切る作業が楽しいのです。
早く次に切るタイミングがこないかとワクワクしてしまいます。でも時間が経つと硬く、切れ難くなるので、早めに切って置いてくださいね。
マルセイユ石鹸ビッグバーを使うということは、こころの贅沢です。
ほんとうにいい石鹸です。